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STEP2: "私"の未来を描こう
えばちゃん

プロフィール:

大学卒業後、放送業界の企業に勤務。東京都在住。夫と2人の子(4歳、0歳)の4人家族。36歳。現在第2子育休中で、2021年春に復職予定。(2021年1月現在)

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育児ひとすじの第1子育休

 

3年前に第1子を妊娠、出産した。妊娠中はどんどん変化していく自分の身体に戸惑う毎日だった。無事に出産すると、今度は乳腺炎に苦しむ日々が待っていた。乳腺炎が落ち着くと、「育児について勉強しなくては!」と思い込んで育児書を片っ端から読み漁った。

 

友人から勧められた保育士資格の勉強もした。そんな猛勉強の傍ら、保活にも精を出していた。今となっては、あそこまで力を入れなくても良かったかもしれないと思うが、当時は初めて経験することばかりで正解も分からず、とにかく必死だった。

 

そんな風に育児に没頭する初めての産育休を終え、迎えた復職初日。ここでも、またもや不安に襲われた。「私、ちゃんと働けるのかな・・・」。気付くと上司の前で涙が止まらなくなっていた。



 

このままで良いのかな・・・という不安。頭に浮かんだのは「一度きりの人生、後悔したくない!」

 

復職後1年目は、仕事と育児の両立を最優先とする働き方をしていた。そして2年目、夫の転職がきっかけで家事・育児の協力体制が整い、アクセル全開で仕事に取り組むようになっていった。残業や国内外の出張もいとわず、子どもが寝た後に帰宅する日も増えた。

 

その頃を振り返ると、「やっぱり私は仕事が好き。仕事をしている時が楽しい」という気持ちだった。一方で、夫や子どもに対する申し訳なさのようなものもあった。

 

1回目の復職から3年が経った頃、第2子を妊娠し再び不安が頭をもたげた。「子どもが2人になると今まで以上に家事・育児が忙しくなるだろうから、もうこんな働き方は出来ないだろう」、「この先のキャリア、どうしようかな・・・」。妊娠中、通勤電車ではいつもそんなことを悶々と考えていた。

 

今の会社で経験してきた仕事を振り返ると、やりたい仕事は全部やったし、もうやり切ったから悔いはないという気持ちが湧いてきた。そして、いつしか転職という選択肢が頭に浮かぶようになった。

 

転職するならどんな仕事をやりたいか考えた時に、1つだけまだ経験していない“やりたい仕事”が残っていることを思い出した。学生時代、私には「いつか英語を使って日本と海外の架け橋になるような仕事がしたい」という夢があった。その夢を叶えたい。1度きりの人生、今チャレンジしなければ後悔する。そんな想いに気付き、第2子の産育休の間に転職活動をしようと決めた。

育休中の転職準備

 

転職という目標を掲げ、育休中にやったことは大きく3つある。英語の勉強、広報の勉強、転職活動そのものである。1つ目の英語の勉強は、産後2ヵ月目から半年間、実務に役立つ英語を毎日3時間欠かさず勉強した。

 

その甲斐あってTOEICの目標スコアをクリアしたので、次に2つ目の広報の勉強を始めた。転職を決めた際に、自分の今までの経験から何を活かして海外との架け橋になるような仕事が出来るか考えた。そして、少し経験があって自分でも興味を持っているのは広報の仕事だと気付いた。

 

しかし現職の広報経験では、とても知識と経験が豊富とは言えない。そこで、育休中に参加した育休コミュニティの広報チームでプレスリリース配信を実際に自分でやってみたり、一般公開されている広報関連のセミナーを受講したりした。

 

3つ目の転職活動は、まず転職コンサルタントに依頼してキャリアの棚卸や職務経歴書の添削をしてもらった。そして人材紹介エージェントにも登録し、現在は実際に企業求人へ応募したり面接を受けたりしている。結果はまだ分からないが、悔いが残らないようにベストを尽くしたい。

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自分と向き合う時間を大切に

 

1人目の育休中は初めての子育てに必死で、自分と向き合うという発想すらなかった。育休中は自分のことは二の次で子どものことだけを考えなければならない、そうするべきだと思い込んでいた。

 

しかし2人目の育休中は転職活動をすることに決めたので、様々な方法で自分と向き合う時間を作るようにした。例えばキャリアデザイン系のワークショップで他の人に自分について話すことで客観的な意見をもらって強みを発見したり、自分の子どもより年上の子どもがいるワーキングマザーが配信しているラジオを聴いて、自分だったらどうするだろうと照らし合わせてみたりした。

 

人と話して客観的なフィードバックをもらい、自分の不安を言語化してくれる少し上の先輩の話を聞くということで、自分との違いや共通点を発見し自己理解を深めた気がする。

ビジネスミーティング

自分の軸を持って充実した育休を

 

これから出産、産育休を経験する人へ自分の2度の育休経験を踏まえて伝えたいことは、2つある。

 

1つ目は自分の軸を大切にすること。赤ちゃんのお世話は一番大事だけれど、それだけであっという間に終わってしまうのはもったいない。

 

2つ目は自分の身体を大切にすること。しんどい時は家事を最低限にしてごはんは店屋物を頼り、子どもにテレビを見せる日があっても良いと思う。

 

是非自分の軸を大切にして、なんとなく過ごすのではなく悔いのない充実した育休期間を過ごしてほしい。

​(記事担当:まいりん)

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