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​家族と一緒に未来を語ろう

はなちゃん

プロフィール:

29歳。医療機器メーカーの営業。夫と1人の子(1歳)の3人家族。2019年12月より産休取得し、2021年4月に復職予定。結婚歴3年。(2021年1月現在)

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きっかけはある夫婦と同期の言葉

 

私にとって夫は信頼度100%の人生のパートナーだ。食事の時間を合わせ、週末には一緒に散歩に出掛け、コミュニケーションの時間を作っている。特に、育休期間の後半は、復職に向けての話し合いや将来について話すことが増えた。

 

しかし、私たち夫婦が以前からそうだったかというと、そうではない。以前は私たちは向き合って話すことが少なかった。話し合っていたつもりでも話し合えていなかったんだと思う。心の奥底ではお互いに納得し合えていない部分があった。「こうしよう」と決めても結局、次の日にはまた元に戻ってる。あの話し合いはなんだったの、意味がない、もう話し合いたくない、そう感じていた。

 

そんなとき、夫婦会議を提唱している『世帯経営ノート』の長廣夫妻のイベントに参加して、「これだな、これをやるのがいいんだ」と思った。

 

その後、参加している育休コミュニティのメンバーと話をしているとき、「私は夫に対して信頼度100%だよ。むしろ何でみんなそうじゃないの?そういう相手を選んだんじゃないの?」そう問いかけられたことがあった。やっぱりちゃんと向き合おう。そう思ったこともきっかけになった。



 

自己理解と言語化が鍵

 

それまでは、私は自分のことをあまり言いたくないタイプだった。それが、育休コミュニティに入って自己理解が進む中で、こういうことが楽しかった、こういう学びを得たから活かしてみたいと積極的に夫に話すようになった。

 

最初は夫も「ふーん」くらいの反応だったけれど、だんだんとお互いの学びをお互いにアウトプットする関係になってきた。同時に、言語化できていなかったから私は話したくなかっただけだと気が付いた。

 

そこで、「これ好きじゃないんだよね」だけで終わらせていた会話を、なんで私は好きじゃないんだろうと考えた。「どこが好きなの?私はこう思うんだけれど」こう聞くようにしたら前向きな会話に変わった。夫も今ではどうしてそう思うのか、その背景を話してくれるようになった。

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客観的なツールを使うと話しやすい

 

最近では将来のことも話し合っている。先ほど話した世帯経営ノートを活用して。長廣夫妻のイベント動画を夫と一緒に見たとき、「夫婦で良いことも悪いことも話し合うって素敵だね」となった。そこから世帯経営ノートを2人で書くことになった。

 

そのワークにおいて、一番初めにやるのは自分と向き合うこと。それぞれ個人ワークをしてお互いのVISIONを共有し合った。その次に、ではどういう家族になりたいか、家族のVISIONを一緒に描いた。今はそれに向かって進んでいてワクワクしている。 

 

将来のことを話し合うときは、客観的なツールを使うとやりやすいと思う。自分でシートなどを作成して話し合うこともできるが、その方法で取り組んでうまくいかないと私のやり方がいけなかったのかな、とつらくなったりするかもしれないので。



 

夫の言語化もサポートしたい

 

将来実現したいキャリアについて私から夫には話をしているけれど、夫からそのような話はまだない。そもそも、私には育休という自分がどうありたいかじっくり考える機会があるけれど、夫にはその機会がないと気が付いた。夫は仕事が忙しいし、空き時間に読書したりYouTubeを見たりする時間はあるけれど、そのアウトプット先もない。それが大事なのに。

 

だから、わたしをアウトプット先にしてほしいと思った。インプットした知識をどうやって活かすか、今の仕事を今後どのように発展させたいのか、夫は考えていないわけではないけれど明確に言語化できていないと思う。

 

夫の言語化をサポートし、夫婦としてアウトプットし合える関係でいたいと思う。

​(記事担当:きーちゃん)

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