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おためしワーク① 
​ ライフラインチャート

ライフラインチャートとは、これまでの人生について充実度を基準に、経験や出来事をグラフ化して振り返り、好き、強み、価値観などいろいろな角度から自分を見つめ直すことができるツールです。

11_ライフラインチャート参考

今回は、過去のあなたのエピソードから自分の気持ちが動くポイントに気づき、その共通点を見つけ、あなたの大切にしている考えをキーワード化して抽出することが目標です

では、早速始めてみましょう。

ライフラインチャートのやり方

 

【事前説明】

ワークシート<ライフラインチャート>とペンを準備しましょう。ワークシートは2枚構成になっています。グラフの縦軸は「充実度」、横軸は「時間軸(年齢)」を表しています。

まずは社会人以降の経験で、もし時間をかけられる人は中高生時代の経験から書きましょう。

〜ワークシート<ライフラインチャート>〜

​(印刷して使用してください)

ワークシート1枚目

①これまでの人生で印象的だったことを思い出す

まず、振り返る期間(社会人以降、できれば中高生以降)の中で、自分が心に残っている経験や出来事(良かったことも悪かったことも両方)を思い浮かべてください。簡単にメモしておくのもおすすめです。(例:初めて受注が取れた、先生に褒められた、部活でけがをしたなど)

②それぞれのエピソードをグラフに書き起こす

横軸の一番左に振り返り期間の最初の年齢、一番右に今の年齢を記入します。その間にも、大まかな年齢の目盛りを書き込みましょう。

①で思い浮かんだそれぞれのエピソードについて、その時の充実度はどれくらいだったかを考え、グラフに点で示して番号を振りましょう。また、吹き出しで簡単に内容を記入しましょう。

これは他人から見てどのような結果だったかという話ではなく、あくまで自分が嬉しかった、熱中していた、もしくはつらかった、悲しかったという気持ちを軸に、正直に書くことがポイントです。


 

③点をつないでグラフに仕上げる

それぞれのエピソードの点と点を、線でつないでグラフ化します。

④エピソードを深掘りする

グラフの山・谷のエピソードから、特に心に残るものを3つ選びます。

それらについてエピソード番号と内容を書き、「なぜそう思ったのか?その出来事のどんなところがよかったのか?(よくなかったのか?)」を考えて右に書き出します。

もし時間に余裕があれば、他のエピソードについても同じようにやってみましょう。


 

⑤キーワードを抽出する

それぞれのエピソードについて ④で考えた部分から、特に自分が大切にしている考え(=キーワード)を取り出し、一番右の欄に記入します。

もし、大切にしている考えをうまく言語化できない場合は、『私の「大切」キーワード例』を参考にしてみてください。

​《参考》私の「大切」キーワード例

違うエピソードから同じ単語に行き着いても大丈夫です。同じ単語が何度も出てくるということは、あなたがその考えをより大切に思っているということの裏付けになります。

ワークシート2枚目

《参考》ライフラインチャート作成例

ライフラインチャート作成例new.png

​詳細はPDFからご確認ください。

ワークは以上です。いかがでしたか?

あなたが根っこで大切にしている考え方は見つかりましたか?

​(記事担当:こんちー)

(※1)2020年12月『IKUMICHI』Webアンケート/有効回答人数:133人/対象:育休者/経験者

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