STEP1:
まずは「私の大切にしたいこと」を見つけよう
本を入り口に「“私”を知る」
『IKUMICHI』では、育休期間中に「“私”を知る」行動をした方々を対象に、おすすめの本やツールについてのアンケートを取りました。アンケート結果(※1)より、このページでは特に、自分ひとりで取り組める本のワークを中心にご紹介します。
紙もペンもいらないものから、机の前でじっくり時間をかけて取り組むものまでいろいろあります。1つだけでなく複数取り組んでも、“私”をより深く知れていいですよ。ここでは、ワークの難易度順に紹介しています。
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『タイトル』 著者名、訳者名
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どんな側面から自分を知ることができるのか?何を得ることができるのか?
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ワーク量(本の内容・ワークの難易度) ★★★で表示
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オススメポイント
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『さあ、才能に目覚めよう』マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン:著 田口俊樹:訳
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「ストレングス・ファインダー」で自分の強みを知り、それを活用する方法について考える。弱みをなくすのではなく、強みを伸ばすというアプローチ方法。
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★
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ストレングス・ファインダー診断を通じて、自分では気づいていなかった強みについて客観的に知ることができる。上位資質の組み合わせによって診断結果が違い、結果レポートは読み応えがある。
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『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』 八木仁平
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『好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと』という公式に沿ってワークをし、自分探しを終わらせる。
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★★
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文章がカジュアル、サクサク読める。ポイントもこまめにまとめてあり、わかりやすい。章ごとに追加ワークもあり、しっかりと取り組みたい人にも対応。巻末特典のリストが各ワークで悩んだ際に、とても参考になる。
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『最強のライフキャリア論。』 岩橋ひかり
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「自分らしさ」「理想のライフスタイル」「つくりたい未来」などの要素から「マイコンパス」(=『自分らしいキャリアを実現するための指針』)を考える
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★★
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ストーリー調で読みやすい。『「キャリア」とは仕事だけでなく、「人生そのもの」』とあり、特に結婚〜子育て期の女性は登場人物を自分になぞらえて楽しく取り組むことができそう。はじめのワークが「嫌なこと100個」など、視点がユニークで面白い。
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『セルフ・コーチング入門』 本間正人・松瀬理保
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自分がコーチになって、自分だけで行えるコーチングについてわかりやすく書かれた入門書
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★★(ワークの種類は結構あるが、簡単に取り組める)
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自分自身で課題発見や目標達成していくコーチングを、豊富なワークやケースステディも交えてわかりやすく解説。まずはひとりでコーチングを始めてみたい人にオススメ。
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『スタンフォード式人生デザイン講座』 ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス:著 千葉敏生:訳
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「デザイン思考」を使って、人生設計をする。人生観や仕事観、自分が熱中できる瞬間などについて記録し、それらを基に「冒険プラン」を作成する。
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★★★
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「あなたが実際に生きられる人生はたったひとつでも、理想のライフデザインは何通りもあるのだ。」「正しい人生は一つではない。」という考えのもと、いくつもの人生プランを考える点が他の自己啓発書と一味違う。しっかりと取り組みたい人向け。
プロや仲間と「“私”を知る」
ここまでひとりで取り組める本のワークのオススメ方法を紹介しましたが、上記以外にもプロや仲間と一緒に行う方法もあります。これからご紹介する例は、今後サービス内容や名称の変更・中止などもあり得ますので、あくまで参考としてください。(2021.1現在)
1 プロとする方法
・コーチング系:mento
・キャリアカウンセリング系:meetcareer
・カウンセリング系:cotree など
2 セミナーや講座、イベントなど
・育休スクラ(育休者向けオンラインスクール)
・MYコンパスキャリア(女性のためのキャリア構築プログラム)
・mog place(「ママキャリ」セミナー、育休インターン)
・グロービス経営大学院(ビジネススクール) など
3 コミュニティへの参加
・MIRAIS(育休コミュニティ)
・マドレボニータ(産後ケア)
・ママボノ(ママ向けボランティアプログラム) など
*詳しくは先輩育休者のおすすめ!やって良かったものやことを参照
あなたに合った方法で、自己理解を深めてくださいね。
(記事担当:こんちー)